郡山KARAPPOの始まり

「郡山KARAPPOの始まり」

郡山KARAPPOの始まりは、私たちのプロジェクトメンバーが
橋本広司民芸に見学しに行ったのがきっかけ。
張り子職人の橋本広司さんに出会い、
ひょっとこの踊りを見せていただき感銘を受けたことがきっかけになった。
郡山市西田町のデコ屋敷と呼ばれる集落で郷土玩具をつくる家の一つ、
橋本広司民芸の当主。
15歳で家業に入り、以来、デコ(張り子人形)をつくり続けてきた。
職人としてのキャリアは60余年。
地域に伝わるひょっとこ踊りの名人でもある。
なぜ踊るのか?と尋ねた。
「代々受け継いできた家業。仕事で悩む時もあった。
だが、お面をかぶり、踊ることで一旦気持ちを無になるまで踊ることで、新しい自分を手に入れることができる。
そうすると、また新しい毎日を送ることができるんだ。」
その言葉に感動し、今の現代にとってとても大事なことだと思った。
その考えに倣い、デコ屋敷を受け継ぐ若手職人とプロジェクトメンバーが新しいお面作りを通じて、その考えを広めるため、プロジェクトが立ち上がった。