郡山からっぽのこと

「お面をかぶっているのは、
ふだんの顔の方かもしれません。」

郡山市西田町の高柴地区は、
昔から新年の正月行事に七福神と
「ひょっとこ」の舞を踊ることで、
新しい年への切り替え行ってきました。
ひょっとこは「火男」と書き、昔から火を守る神様として、
おかめは福を招く神様として古くから伝わってきました。
高柴地区で踊られてきたひょっとこ踊りには
「お面」が欠かせない。
面を被ることで、自らを〝カラッポ〟にして踊る。
踊りを終え、面を外すと見えてくるのは
ありのままの自分の姿。
新しくありのままの自分を
見出すことができるかもしれません。

福島 郡山 デコ屋敷

福島県郡山市西田町高柴にあり、
江戸時代から約三百年にわたって
伝統の技を受け継ぎ、
民芸品を作り続けている集落です。
「ひょっとこ面」の「半面」は踊るために
作られた地域独自のお面であり、他にも
日本を代表する民芸品に挙げられる
「三春駒」や「三春張子人形」。
江戸時代から伝わる張子作りの技を
四つの工房が今も受け継ぎ、
伝統の〝粋〟づいている集落です。
各工房で制作のようすを見学したり、
実際に絵付け体験をすることもでき、
たくさんの観光客が訪れています。

工房

橋本広司民芸
彦治民芸
本家恵比寿屋
本家大黒屋

茶屋

おいち茶屋

資料館

デコ屋敷資料館

名所

天神夫婦桜